オゾンガス濃度ごとの有効利用の方法について(気相オゾン)

低濃度オゾンガスによる利用方法
高濃度オゾンガスによる利用方法
- 0.1ppm~除菌レベル 無人環境下での利用
- 1ppm~殺菌レベル
※目安の数値です。
オゾン濃度の理論値での算出の仕方 (簡易式)
室内オゾン濃度(ppm)=オゾン発生量(mg/h)x0.4(減衰率)÷容積(㎥)÷2.14(係数)
例1:
6畳の部屋(天井まで2.7m)に、家庭用オゾン発生量4mg/hを設置した場合の濃度は?
オゾン濃度ppm=4x0.4÷(9.9x2.7)÷2.14=0.028ppm
例2:
飲食店の夜間の厨房(幅5m x 奥行10m x 高さ3m)に、業務用オゾン発生量1000mg/hを設置した場合の濃度は?
オゾン濃度ppm=1000x0.4÷(5x10x3)÷2.14=1.246ppm
※実際には、設置空間の環境によりオゾン減衰率が大きく異なるので、上記数式は目安とお考え下さい。
※減衰率は、オゾンと反応する有機物の量(ニオイの元となる物質やカーテンやクロス、汚れや水分など)と空間の密閉度(換気扇やダクトファン、換気口など)に、大きく影響されます。
気相オゾンガスの具体的な使用例
- 食品加工分野 ・厨房調理室 包装場 下処理室 冷蔵保冷庫 運送車(デリバリー中)